仕事が4倍早くなる、”世界標準”のチーム戦術?!

わたしたちは現在、国東の地方創生のために、「スクラム法」というプロジェクト管理法を用いて活動しています。これがどういうものかというと、これを使うと、なんと仕事が4倍早くなると言われています。


一体どのようなものなのでしょう?

例をあげると、

「会議は15分で強制終了」

「マルチタスクは厳禁」

「リーダーは”ボス”ではない」


などがあります。

簡単に説明すると、大体の企業は従来のウォーターフォール型と呼ばれる、プロジェクトの段階を最初から最後まで詳細に決めるというやり方をとっています。しかしそれでは、プロジェクトの変化に柔軟に対応できずに、失敗に終わってしまう例が数多くありました。


そこで考案されたのがこの「スクラム法」というフレームワークです。

これは、短いスパンでやることを決め、プロセス自体の改良、改善を行っていくというものです。

こうすることで、プロジェクトの障害となる問題は何か、即座に発見、対応、解決することができ、失敗を防ぐことができます。


これはトヨタ生産方式をもとに考案されたもので、いまや成功している企業はスクラム法なしでは語れないとまで言われています。

そんな世界標準のチーム戦術、スクラム法について、ここではわたしたちの活動とともに紹介していきたいと思います。


今回わたしたちがスクラム法を利用するプロジェクトは、エスニック創作料理イベントです。

APUの国際学生と国東の親子で、エスニック料理と国東の食材を組み合わせた、創作料理を作り、海外の人との交流を通し、国東を活性化するのが目的です。


このプロジェクトを進めるにあたり、以下のことを決めました。


1、プロダクトオーナー:ビジョンを示す。最終責任者。プロダクトの価値を最大化。開発チームが主体。


2、スクラムマスター:プロセスが上手く回るように、支援と奉仕、障害の排除。注意し、内容を確認。進行を管理する。


3、プロダクトバックログ:実現したい要求をリストにして、並び替える。常に最新の状況を保つ。(3):超重要、(2):重要、(1):普通。


4、スプリント:スプリント期間を1週間ごとに。計画とレビュー。プロダクトオーナーが成果物を確認。


5、デイリースクラム:2日おきに朝15分(スカイプ)。ゴールに向かっていることを確認。進捗報告にならないよう、問題を抱えた人、問題になりそうなことを見つけた人が指摘する。The earlier the better. 必要な人とはスクラムの後に個別で問題解決。


6、タスクボード:ToDo(未着手)、 Doing(着手)、 Done(完了)


7、見積もり(労力・時間の予測):タスク毎に難易度を見込む。

 L:かなり大変、M:少し大変、S:普通に終わらせられる


次回、これらについて、詳しく紹介していきたいと思います。

お楽しみに!





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